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有田的フランス案内

1998年6月、ワールドカップの最中。有田は、パリ日本大使館でのコンサートに出演する中西俊博に同行。
コンサート後の10日間、自腹をきってフランス滞在を決めたのだが、、、

1998/6/20から10日間のフランス滞在のひとこま その1

"音楽の日"

フランスでは、6月21日は"音楽の日"だ。
この日は、どこで何を演奏してもいいらしく、
フランス中が音楽でいっぱいになる。

中西俊博(ヴァイオリン)+有田(ギター)は、
その日、朝からサンンジェルマン教会前で ストリート・パフォーマンス。
午後は、パリの日本大使館でコンサート(これが今回の仕事)。
夜はまた町に繰り出し、カフェの前で閉店まで パフォーマンス。

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ところで、有田はフランス語を話せない。
サッカー日本代表のW杯出場が決定した後、
あるラジオ番組に「フランスへの道-語学編」というコーナーができたので、
有田は努めてこのコーナーを聴くようにしていた。
しかし、フランスへの道は遠かった。
有田が覚えたフランス語は、ただ一つ、「ゴン ギョーザ」
(意味は "すごすぎる")。

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"音楽の日" コンサート前のサウンドチェックで、
有田はマイクに向かって 「ゴン ギョーザ!」 を連発。
フランス人スタッフだけが、くすくす笑っていた。
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次は "パリのクラブとカフェ" です。